■ 樹の住まい舎について

 

人・地球・動物。いのちが歓ぶ仕事を

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アトリエ樹の住まい舎は、
森や自然で育った恵みを生かす、家やお店・家具づくりをしています。
自然界のいのちを育む循環、ネイチャースピリットを大切にしている作り手です。
詳しい仕事内容については、仕事内容ページからご覧いただけます。

 


自然の息吹
街に、都会に、必要とされるところにどこへでも。
ひと部屋のリノベーションから、ひとつの樹の家具から、
自然の息吹を届けています。


出会った方が、その空間や家具で、

自然の息吹に触れて、
いちだんと自分らしくのびのびと、

元気に、たのしく暮らしていく。

自然とのつながりも思い出す。
作ったものから、そんな自然の魅力を体感していただける作り手です。

最近の樹の仕事は、From Natureブログでもアップしていますので、気軽にお立ち寄りください。 

 

 

 

 blog.png     木は人と共に再び生き続ける

 

木は育った環境や種類、そして同じ木であっても部分によって、それぞれ特性が違います。
の長所を十分生かす空間、建物をつくるには、それぞれの木の性質を熟知し、それを見定めて、
適材適所に生かす技術と経験が必要になってきます。

古くから大工は、木の特性を見定めて生かし、建物を造作していく技術を習得した匠の技を持つ職人でした。

木は湿度や年月によって収縮します。その木の動きと変化を読んで「納める」のです。
大工の木を読む技術、そして家づくりに関わる職人さん達の腕の良さが木造建築には欠かせません。

木の空間や家具は、そのいいところが広く知られています。

そして木は、森での生の後、こうしてわたしたちの家にやって来ても、次の生を生き続けるので
「木が動く」ということもあります。割れたり、数年はピシッと音をたてたりします。


「木は生きている」そのため、「生」から生じるあたたかみこそが魅力でもあります。
新しい時にはフレッシュな魅力、そしてオールドになった時の円熟した魅力は「生きている」からこそだと考えています。

 

 

 木のおもな五感へのはたらき 091765.jpg  そして、木の断熱作用や調湿作用も有名ですね。

 

触れる   やわらかな肌触りと、木によって程度が違うが衝撃吸収力がある。手足などの末端から体温を奪いにくい。
みる 木の目には心地よさを感じる、自然界で生み出されたリズム1/fゆらぎがある。木が光の反射を抑えるので目が疲れにくい。
きく 不快音を吸収してくれる。低・中・高音をバランスよく吸収してくれるので、音がやわらかくまろやかに反響する。
かおり

木の香りはアロマと同じ大脳の情動を司る部分に伝わって、感情や気分に影響→ 一般的にストレス緩和・リラクゼーションの働き。

味覚 木桶は食べ物の味にも影響。口当たりまろやかになる。醤油、味噌、酒など日本の発酵食品文化を支えてきた。

 

 

 

樹の住まい舎の原点でもあり、軸としてたいせつにしている
」と名付けた、ネイチャーメッセージをご紹介します。


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長い間
わたしは森の中で
たくさんの仲間や 動物たちとともに 生きてきた

 

空気や水を浄化し
天や地の恵みを
他のいきものたちと 分かちあう営み

それが樹として この森での役割だった。

わたしは 日々静かに佇んだ。

そして次の役目のときがきた。
迎えがきて、つぎの役割を果たすべく、
わたしは 人間の住む下界へと降りて行った。

わたしは 人間の住む 棲家の一部になった。
彼らを やさしく包み込み、受け止め、共に呼吸をし、

新しい姿となって、生き続ける。

 


2002. アトリエ樹の住まい舎 

2002年、大切な知人で、立ち上げ初期に勇気づけていただいた、
東 光弘さんが主催する、アースデイ千葉に出展の朝、
イメージで文字にしたものです。